8/14
晴れ時々曇り
スナックにあるような赤いソファーが便器になっている、
どこになにをしてよいかわからない変なトイレがある老舗の鰻屋、
スコッチウィスキーの蒸留所がある、海に囲まれた島で過ごす夢を見る。
しかし、うまく寝つけず。
5時、眠ることをあきらめる。
イチジクを一粒と、スライスチーズを一枚食べる。
桃も食べる。
庭に出て、ミニトマトとセロリを収穫。
それらを使ってカレーを作る。家の中に充満するスパイスの香り。
癒される。
ガンジス川に思いを馳せる。
珈琲を淹れる。珈琲の香りに癒される。
庭の野菜を眺めながら一服。
小鳥がさえずっている。
溜まっていた仕事を片付ける。
風呂に入る。
図らずも、充実した朝の時間を過ごす。
寝てないのに、なぜか元気。
劇場へ出発。
睡魔が襲う。
そりゃそうだ、と思う。
約10時間、みっちりクリエイション。
苦戦するも手応えを掴む。
作品の輪郭が見えてくる。
みんなでスイカを食べる。
稽古が終わり、嫁を迎えに行く。
帰宅。明日の準備をする。
嫁がもらってきたまかないのカレーをいただく。
カレーに癒される。
突然、家の外で聞き慣れない音がする。
不安げな嫁に「隣りの家の庭のトウモロコシを、キツネかなにかが食べてるんじゃないかな」と言う。
部屋の明かりを落とし、テレビのボリュームを落とし、
窓の外を覗く。
向かいの家の子が縄跳びをしていた音だった。
予想外の答えに、少し嬉しくなった。
「あの子、大きくなったねー」
深夜のトレーニングご苦労さま。
お隣さんのトウモロコシは無事だった。
いま。
今日1日を振り返り、無事元気であることを嬉しく思う。
ありがとう。おかげさま。