雄弁な沈黙〜後記〜
新潟。やはりこの街は最高だった。4回の本番はあっという間に終わった。
自分で言うのもなんだけど、短いリハーサル時間でよくやったと思う。
silent message〜雄弁な沈黙〜 個人的になまらお気に入りのこのタイトル。
身体表現、彫刻作品、絵画に写真、庭や建築物然り。
人の顔も手もそうかも。人に歴史あり。顔や手にはその人の生き様や性格が現れる。
昨日久々に昔の運転免許証を見た。
顔が全然違ぇ!!
一番最初のは、なんだかはっきりしない感じ。もやもやっとした少年がそこにいる。
次のは、とがっていた。オラオラー。って感じ。社会?常識?はて?そんなもん俺には関係ないねーって感じ。
髪も若干とがっていた(キューピー風)。でも生き生きしている印象!
その次の一枚はどっかへいってしまったので、現在に至るのだが、
現在のは、前までのに比べると穏やかな印象を受ける。目が決定的に変わっている。
この数年間彼に何が起こったのか!!
なんだろー。
まぁそりゃいろいろありましたけども、
大したことはなんにも…
ささやかな日々でも積み重なれば
こうも変化していくもんなんだねー。
っていうちょっとした小話でした。
新潟の話に戻る。
新潟は文化のレベルが高い。行く度にそう思う。
年間を通して文化・芸術行事を行っている。まぁどこもやってると思うけど、土地への根付き方や
そこに住む人達、それらを目的に外からやってくる人達が一体になっている。そんな雰囲気がある。
それから古民家を利用したギャラリーがとても多く、そしてそれらはしっかりと管理・運営されている。
それは作家さんの作品や様々なパフォーマンス、音楽に触れる機会が多いということ。
りゅーとぴあではNoismを始めとするダンスや能、演劇なども盛んに行われている。
優れた芸術に触れることのできる機会がほんとうに多い。
新潟の街や人から豊かな印象を受けるのはこういうところも大きいのだと思う。
そして米がうまい!!酒がうまい!!海産物がうまい!!野菜がうまい!!
4番でエースでストライカーなのです。
という訳で結局毎回最後にはペロッペロになっての帰札に…。
最終日、宿に戻って来たのは確か朝6時。派手にやったね。ベッドに飛び込み即身成仏。
今回は11:50分の飛行機なのに、11時に起きるという日本酒マジックを体験。
顔も洗わず、着替えもせず、起きたまんまの状態でタクシーに身体をぶち込み、状況を説明。
運転手さんの鮮やかなドライブテクのおかげで、奇跡的に札幌へと帰ることができたのでした。
今回も収穫は多く、刺激と意欲と元気をもらった5日間だった。
来年は札幌でワークショップがしたい。作品も作りたいな。
得たものはフィードバックさせないとね。
大倉さん
高倉さん
砂丘館のみなさん
井上さん
そして観に来てくれた方々
タクシーの運転手さん
まさひろくん
愛子さん
ありがとうございましたー!!