鑑賞者と作品を繋ぐ道化師
未来展で踊らせていただきました。
会場に足を運んで下さった皆様、応援してくださった皆様、
ほんとうにありがとうございました。
蓋をあけるとあっという間でしたが、会期中、地味に3回(3日間)も踊らせていただいたのでした。そのうち2回は告知なしで突然に。
ダンスの中に日常的な動きや作法を取り入れるのではなく、
日常のふとした瞬間にダンスを挟み込むという意識で。
お客さんに紛れて突然踊りだしたり、空間を遊泳するようにふわふわしだしたり、がっつり踊りだしたり、フリーズしてしまったり、くるくる回りだしたり、からだが斜めに傾いてしまいだしたり、頭頂部がやたら元気だったりと、約30分〜40分間
会場全体を使って即興パフォーマンスをさせていただきました。
始めは、なんだなんだ?なんだこいつは?みたいな感じだったと思います。でも、こわいものみたさでしょうか。5つに仕切られた会場内の空間で、そんな僕を追ってくれる、お客さんのちょっとした集団みたいなものが自然と出来ていたのには驚きました。そして僕の目線から見えるその人の流れがとても面白かったです。
人って、次の行動が予測できない人の次の行動が、微妙に気になる
みたいですね。
(ちなみに僕は千鳥足の酔っぱらいの方の動きがとても好きです)
空間全体の雰囲気、お客さんの反応、ひとつひとつの作品から受けたインスピレーションで動く自分の体は、いつもの体でありつつ初めての体。動いているけど、動かされている。
とても新鮮な時間でした。
感謝
未来展に関わる全ての人たちに!
また会いましょう!!