ローザ・ルクセンブルク
最近、
薬用養命酒をお湯で割り、ウイスキーを少々と、仕上げに花椒(中国山椒)を砕いて入れ、香り付け程度に五香粉を入れた、アジアンスパイス&ハーブ酒、名付けて「薬膳酒」の黄金比を発見、開眼いたしました。
養命酒は一応、一日に摂取してよいとされる規定の量がありますので、それを目安に若干はみ出しつつ、飲めば飲むほど健康になるという錯覚に酔いつつ、身体を内側から温めてくれ、しかもおいしい!というこの薬膳酒にぞっこんであります。
さて、来月上演される演劇作品をひとつこちらにご紹介させてください。
薬膳酒でパワー全開の八角坊主ことわたくし東海林も出演させていただきます。
「どんなことがあろうとも、
勇気を出し、あきらめることなく、そして微笑みながら。
―――どんなことがあろうとも」
ナチス台頭の前夜、20世紀初頭のドイツを生きた女性革命家ローザ・ルクセンブルクの生涯を4人の女優、革命の時代を生きる民衆を踊るダンサー達が鮮やかに描きます。
劇団千年王國 「ローザ・ルクセンブルク」
日時:
2013年 11月21日(木) 19:00
2013年 11月22日(金) 13:00
2013年 11月23日(土) 13:00、19:00
2013年 11月24日(日) 13:00、17:30
※ 上記は全て開演時間です。
※ 開場は開演の30分前です。
作・演出: 橋口幸絵
キャスト:
村上水緒 榮田佳子 堤沙織 坂本祐以
西村智宜 細谷史奈 阿部文香
東海林靖志 櫻井ひろ 河野千晶 石郷麻衣子 梅村和史 林優樹 堀川那奈子
[演奏] 嵯峨治彦
スタッフ:
作曲: 嵯峨治彦
振付: 東海林靖志
舞台美術: 高村由紀子
歌唱指導:三浦由美子
舞台監督: 尾崎要(アクトコール株式会社)
照明: 秋野良太(アクトコール株式会社)
音響: 大江芳樹(コンカリーニョ)
衣裳: 松下奈未
演出助手: 逸見直子
宣伝美術: 若林瑞沙(Studio.COPAIN)
制作: 劇団千年王國
ありがたいことに今回もとても創造的な現場、共演者に恵まれ、自分にとって初めてだらけの挑戦の機会をいただきました。
昨日、「東海林くんにとって真に革命的なダンスってなに?」
と演出家の橋口さんに突然聞かれた言葉が、今自分の中で響いています。
脳内に波紋が広がりました。ハッとしました。
漠然と、今ある様々な垣根を越えたいという想いはあります。
ただ、漠然と。この先も考えつづけたいお題です。
演劇とダンス、この境界線も実は、曖昧なのではないかと思っています。
この作品は演劇作品ですが、ダンスもあり、歌もある。
ダンサーも台詞があり、歌を歌う。
役者とダンサーが実にフラットな立ち位置で、シーンが作られていきます。
からだひとつでできる表現を、専門分野の垣根を越えて共有しているという実感。(専門分野があるからこそ成せる業。)
この作品に携わる人達全員が、ローザ・ルクセンブルクというひとりの女性の生き様を介して、それぞれがそれぞれの壁を乗り越えようと闘っているように感じます。創作の現場はこうでありたい、と純粋に思います。
本番まであと約3週間。
激動・混迷する時代に、
信念を貫き通し、情熱を燃やし続けた女性革命家の物語。
「ローザ・ルクセンブルク」
どうかぜひ目撃しにきてください。
チケット予約・購入は僕の方でも受付けています。
お得な早割は10/31まで。
学割もあります。
チケット料金:
チケットはすべて、 日時指定、全席自由、税込 です。
※未就学児入場不可
<一般>
・ 早割チケット 2,500 円(~10/31まで、各プレイガイド・ローソンチケットでの取扱い)
・ 前売 2,800 円
・ 予約、当日券 3,000 円 ※ご予約状況により、発売されない場合があります。
<学生>
・ 前売 1,500 円
・ 予約、当日券 2,000 円
劇団千年王國 HP
http://sen-nen.org/
最後におすすめの一曲を。
タルバガンの「654ビエルゲー」。
「ローザ・ルクセンブルク」で音楽を担当される嵯峨さんの喉歌ユニットの曲です。
かっこいいっす。
踊りの血が騒ぎます。ざわざわ〜
こんな映像もありました。ざわざわ〜
「654ビエルゲー」
嵯峨治彦&向島ゆり子&三枝彩子
http://www.youtube.com/watch?v=mFXrRs8nIjM